ダンナ家・コード | ヒトのにくばかりやくな

ダンナ家・コード

さあダンナ親戚の結婚式も終わったぞうー。
やれやれふうー。

と思ったのもつかの間。


そのままダンナ実家に車でゴー。あうー。
(おかあちゃんは乗車すると1秒で酔えます。)


ダンナ実家到着。

ああ、ああ、それにしても。
いつまでたっても慣れないわ…
慣れないこの家に戸惑うわ…


それにしても…

この玄関をくぐるたびに…


ずっと気になっていたのだけれど…




これはなにかしら?

←コレ。

玄関の柱にぶら下がっています。


黒塗りの木箱でできているようで
上部のガラス貼りの箱状の中からゼンマイ類がのぞけます。
その下には
中央に1本タテにスジのよに空いており
数字が刻みこまれた鈍く光る金属のラベルがはめ込まれています。





アップ。



「五、四、九、八、七…」



なんの順?
その並びに法則性が瞬時にはみいだせません。
しかも数字ラベルは13枚…。

暗号?

しかも各々の数字の金属製のラベルの間隔が微妙…
短かったりちょっとあいていたり…
しかもラベル自体は固定されていて動くわけではないようです…

…やっぱ暗号?
いま流行の暗号?


なんかこー、このラベルとかをしかるべき順序で
なにかしちゃったりすると
ギギギギとかいって内部のゼンマイが動いて
この家屋が巨大ロボ化?
本家ロボ?

北関東の平和のために今、牛久大仏と共にたちあがる?



とか妄想がやまないヤバめ長男の嫁なわたくし。
思い切って聞いてみました。


「あの…お義母さま…あれはいったいなんですか?」



「ああ。あれ。

時計らしいんだけど」


時計?
らしい?(しかも推測?)
何時?いったいこれで何時よ?
まったくもう…




戸惑うわ!!


…といつまでも戸惑ってしまうダンナ実家なのでした。

しかしコレ、
江戸時代の時計かなんからしいとのことなのですが
誰ももーわからないし動かないしたぶん部品も足りないし
ガラスもはめちゃってるし鑑定団的には
なんの価値もないでしょうとのことでした。


ただあるからある。ずっとそこにある。


これがダンナ実家モノ保存の法則。


(参考例:倉庫前の消防車)ほかにも古いモノあります→コチラ



ムカシの家だからなんかタンスとか戸棚やらもやたら多くて
何年も何十年も明けてない引き出しもそりゃもうたくさんあるよ?

ふと目についた廊下にあったタンスの引き出しをちょっとあけてみました。

でてきたもの。




内容

・レインボーのアルバム(カセットテープ・歌詞カード付)

・やたらのびきったカセットテープ
 (ちぎった紙のきれはしに鉛筆で殴り書き&セロハンテープどめ)

・BB弾(650発)

・BURRN!別冊「ランディ・ローズ写真・インタビュー集」の帯。


…たぶんこれはおとうさんゾーン…。
…うわあ…少年のなつかしい匂いがしますね…

しかしこのテープ…このラベルはなんだ…

「山本」
「三浦」
「武石」

…誰だよ…クラスの男子名かなんかか?
心当たりの山本くんと三浦くんと武石くんは詳細をおしえてください。

あーしかしなつかしいなあカセットテープ。
テープ買うお金なくて
英語教材のカセットの穴をセロハンテープで塞いで
上から違うの録音しちゃって親に激怒りされた子
あつまれーい。

写真集もいいアジだしてます。
永遠のギターヒーローが再び蘇る!
BURRN!BOOKS、栄えある第一弾ですよ!

そしてなんてったって本体がないんです。帯のみ。
「ブラッドギルス、未公開特写掲載、ケリーガルニのコレクション
QUET RIOT時代のオンステージ、オフステージ、
オジー・オズボーン・バンド時代、少年時代、アマチュア時代
母親のインタビュー…」

などなどファン垂涎の情報が詰まりに詰まったであろう冊子ですが
なにぶん本体がありませんので。
超おあずけ状態。

と、ちょっと引き出しあけただけで
一番上からしてコレなんですよ(推定20年弱前)。


以前ご紹介した本棚にも

ありました。


小学館入門百科シリーズ「妖怪なんでも入門」水木しげる著

ああ、あったわー学級文庫にあったわーコレ。
そうそうこんな妖怪いたわー。
それにしてもたまーに妖怪名のとこにえんぴつのチェックが入ってるんですけど
おとうさん…このチェックの任意はなに…?
ともだち…?みたことあるやつ…?

中も今よむとおもしろいですよー、
「ようかいはなぜこわいのだろう?」
て欄に
「金霊(かなだま)にとりつかれるとこわいどころか笑いがとまらない」
みたいなフレーズがあって

とりつかれ例が



「現代でいえば大当たりの歌手とか劇画屋がそうかもしれない」

劇画屋…。
(ちなみに画像内、左頁左上に劇画屋画像が配置されておりました…実在人物似?)

なんで具体例が劇画屋…誰かを差しているの?劇画屋…。
さいとうプロ?どおくまんプロ?
あーでも劇画ブームとかってあったらしいから
その頃ってやっぱウハウハでしょうがない時代だったのかなあって…いつだ!!

あとこの本よみながら
「つげ義春はどこらへん描いてるのかな?」
とか思っちゃうひとはもうよくない大人になっちゃってるので
おかあさん、かなしいわ。

とまあ、どこからなにがでてくるか本当にわからないダンナ実家。

ほんとにほんとにいじくりまわしたら
秘密の財宝の隠し場所を記した暗号メモとかでてこないかしら?
柱の中からなにやら描かれた羊皮紙が!
読むと

「羊飼いの女、誘惑はしない。
プッサンとテニエが鍵をにぎる。
平和681。
十字架と神の馬のそばで
私は正午にこ警護の悪魔を破壊する
青りんご」

みたいな!
あああ!古代秘密結社のナゾが!


とかように血迷い戸惑いがとまらないダンナ実家なんですよ…。


あいかわらず妄想イグニッションキーはいりまくりなおかあちゃんに
鎮静のクリック!おちつけ!おちつけ!クリック!


ありがとうありがとうございます。

食料保管庫「こげめつき食堂」もよろしくです。


【予約】 ダ・ヴィンチ・コード 上下巻セット「ダ・ヴィンチ・コード 」
あー…読んだときってまだ…ムスメが産まれてなかったなあ…。

先に「隠された聖地」(ヘンリー・リンカーン)と「レックスムンディ」(荒俣宏)
読んでたのであまり大きな驚きはナッシン。
上の暗号文にグッとくるなら「隠された聖地」がオススメだ奥様。
(…って自分は本なくしちゃった…また読みたい…)

レックス・ムンディ「レックスムンディ」(荒俣宏)

※今回記事内で使用した書籍の写真画像が
著作権的にアレなのではとのご指摘を頂きました。
自分の軽重さに反省しつつ
いやしかしこの書籍の楽しさは伝えたいといった思いも交錯し
モザイク加工したものを再掲載することにしました。
これで引用レベルに移行されることを期待しつつ
こういったことに明るくないので
やっぱりこういうのもアレでしたらご指導いただけましたら幸いです。
ご指摘ありがとうございました。


※※取り急ぎ書籍の中身が見える写真画像は削除しました。
ご面倒をおかけいたしました。