もみもみのひ。 | ヒトのにくばかりやくな

もみもみのひ。



オマエの劇でも役でも出番でもないのに
知ってる歌が歌われると
ムスメ、来賓用椅子上にてスタンディングダンシン。



どようびはムスコの園のクリスマス会でした。
キリスト系の保育園なので
その日は園児みんなで降誕劇をやります。

おとうさんはGがつくアレで不参加とか
そういやこの前のムスコの誕生日も家にいなかったとか
さかのぼればムスメの誕生日も家にいなかったとか
本人の誕生日ももちろんGがつくアレだったとか
まあそういうことがありましたが、えー、まあ家庭内でいいたいことはのみこんで、
ムスメとワタシ2人でムスコの晴れ舞台をみに行ったんでした。


ホールぐるりと囲むように園児たちが椅子に座っています。
その空いた中心部がステージになります。
親達はホール両側にある壁をブチぬいた状態の教室のちょっと高いところから観覧します。






えーと、おにいちゃんはどこにいるかなー?







あ、いたいた、おにいちゃん発見。






おーいおにーちゃーんーーー。





おにーちゃーんーーー。





おに…









ちんこ激もみ中。
今年の青いマントの衣裳で激もみ。







はじまりのあいさつ。
ききながら。






園長先生のおはなし。
ちょっと飽きながら。






賛美歌。
うたいながら。






うわああああやめてえええ!
しかし遠くの保護者席からでは声をだして注意するわけにもいかず
異常なまでの必死さで中止を祈りますが、その念波、ちいとも通じません。






全保護者に囲まれたステージでもみつづける男。


エスパーになりたいとせつに願う瞬間。
テレパシーでつたえ、サイコキネシスでなぐりたい。あと、時間をとめたい。






しょうがないので折りをみて手をふり、こっちに注意を向かせ、
向いたところで「も・む・な・や・め・ろ」とジェスチャーで伝えてみることに。







(お・に・い・ち・ゃ・ん!お・に・い・ち・ゃ・ん!)







きづいた。








(モ・ム・ナ・!)←もむジェスチャー






(ヤ・メ・ロ・!)←手を振って停止を求めるジェスチャー





手をふるひと。
残る右手でなおももみながら。







そうじゃないいいいいい!






ちがうの!





もむな!もむなったら!もまないの!もーむーなーあー!




必死のジェスチャーの繰り返しにもかかわらず
結局さんざもんだあと、近くの先生に気付かれ注意されるという結果に終わりました。



つかれた。



そしてふと近くの客席に目をやると
似たような激しいみぶりてぶりのお母さんがいた。
ステージにむかってはげしく小刻みに手をふりながら
「ちがうって!そうじゃなくて!やめて!やめなさい!やめ…あああああ!」
て小声で言ってた。


各家庭のお子様と保護者の方々は早急に
親子遠隔時における
「ちんこもむのやめろ」サインおよびジェスチャーを決めておいたほうがいいと思った。



もむように押されると応援されます。


はげまされます。

食料保管庫「こげめつき食堂」もよろしくです。