駄々と鋏はつかいよう。

なぜ、こどもは入浴をいやがるのか。




「おふろはいろうね？」





「いやっ」（右方向に拒否）







「いやっ」（左方向に拒否）








「いやいやいやいやいやいやいや…」







「イギヤアアアアアッ」

（しまには全身全霊で拒否）




こーなったら、もー、きかねえのよ。







「そっか」






「わかったわかった」





「じゃあ」





「お洗濯する？」






「……」（審議中）






こっくり。（承諾）








ジャバー。



ごきげんよく、おせんたくをはじめました、お風呂場で。
（オノレも洗濯されていることに気付かずに）





ああ、バカでよかった。





そしてこういったときのハハオヤとしての「してやったり」感はさいこうだ。


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んもーあつくてあっちゅーまに汗疹になるんだもの。


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