肉屋のように | ヒトのにくばかりやくな

肉屋のように

なんだか片づけられない家事苦手なダメダメかあさんだけど
ひとつだけすきなものがあるんだ。
それは料理。
つかたべものそのもの。
うおーなんか喰わせろー。

そういやムスコを産んだその冬にインフルエンザになって
40度近い熱を出して寝込んだとき
助けにきてくれたお義母さんが買ってきた鰻を
レンジで暖めようとしたとき
「やめてえー!チンしないでえ!
グリルにアルミホイルしいて
のっけて酒振りかけて
焼き直してええええ!!!」

って叫んだらしいんだ。食べる気満々だったんだね。
そのうえ
「皮目はあとに焼いてパリパリにしてえええ!!!」
とどっちが姑なんだがわからない細かい指示まで出したんだ。

昨年ムスメ産んだ夏に乳腺炎おこしてこれまた
40度近い熱を出して以下略同文。このときはラーメンだったよ。
実際熱で味、わかんなかったんんだけどね。

そしてここんとこ風邪をひいてしまってるおかあさんなんだけれど
おかげで買い物もままならないや。
それなんで昨日の昼御飯は有り合わせで
「ワタリガニのトマトクリームのパスタ」
「生ハムのピザ」
なんて作ってしまってるんだ。有り合わせでこれなんだ。
ワタリガニが普通に眠ってる冷凍庫ってなんだか
執念を感じるよね。

そういうワケでおかあさんはメシつくっておともだちを
呼ぶのが大好き。
なので近所の奥様は
どんどんウチにきやがれ。

あ、でもウチ汚いし
盛り付けひどい

からそれは割り引いてね。