出産バナシ@ムスメ産んだ | ヒトのにくばかりやくな

出産バナシ@ムスメ産んだ

オッス!オラ悟空!
地球のみんなオラに力(領収書)をわけてくれ!
っていやマジで医療費控除用の
レシート出てこない。泣きそう。

そんなレシートの源、ウチのムスメは昨年夏に産みました。

ええとその日は
出産4時間前まで
仕事してました。(これが在宅自営の実態)

当日痛いなあ痛いなあと思いながらも根が小心者なものですから
誰にも言い出せずひとりシクシクとしてたのですが
夕方とうとう身を寄せていた実家の実母に訴えたところ
「え?いぬの散歩に行きたいんだけど?」
「はやくコドモにごはんあげちゃいなさいよ」

と取り合ってもらえませんでした。
小心者ですからそれはそうかもと思い
コドモにゴハンを与えてみましたがどうにも痛い。
5分おきにどうにも痛い。
6時くらいにおそるおそる病院に電話したら
「すぐきてください」
まだいぬの散歩に拘泥している実母に車で送ってもらう。
即入院即着替え。即なんか計測器みたいなの装着。
送ってもらったとたん「どうせまだでしょ」と引き上げる実母。
うわあひとり。
咳をしてもひとり。
(by尾崎放哉)
しょうがないので自分で入院した旨を旦那に連絡する。
ここで7時すぎ。
痛いけど誰もいないから自力でトイレに行く。
帰りに思わず這いつくばってしまうが未発見に終わる。
倒れた意味ナシ。さみしく自力で這い上がる。
8時すぎて痛くいけど小心者だからナースコールが押せない。ムダに耐える。
30分後くらいいいかげん小心袋の緒が切れたので
とうとう押す。
「あ!分娩台に!」
どうやらもうアタマが出てたみたいです。
乗ってすぐに産まれました。はい。
「ご家族にご連絡します?」
と聞かれ素直に「はい」と返事したら
「じゃあ、はい」と渡されたのが
My携帯。
ワタシ?え?自分のことは自分で?そういう意味でした?
「もしもし?旦那?あの、今産まれたんで。」
姑さんにいたっては喜んでいただき、さらには義弟にまで
電話まわされる始末。

いやあのワタシほんとに産んだばかりで今まだ
半裸で血まみれの股ひらいてんですけど。
下半身ではまだなんか処理されてるんですけど。


剃毛も浣腸もなかったものの
分娩台拘束強制M字開脚で電話報告ってどんなプレイでもありえない。血まみれでな。

そんなこんなで領収書がでてこない。泣きそう。いや泣く。