拳王奥様の大好物 | ヒトのにくばかりやくな

拳王奥様の大好物

昨日は拳王様乱入により、
ここは突然人生相談の会場と化したワケですが
盛況というかなんというか…あの女…楽しそうだったよ…
ダマされちゃいけないよ…あの女は楽しんでたんだよ…あんたらの悩みを…

そう…おかあちゃんもよく
なにかあっちゃあ、拳王さまんちいって

「ちょっと聞いてよ!ウチのダンナが!」


とかブチまけに行ったりしてたのね。


最初のうちは
「相談にのってくれるなんて奇特なヒト」
て思ってたんだけどさ、
いや確かにすげえ聞き上手なの。
「ふんふんふん」「それでそれで」
とスバラしいタイミングで入る合いの手。
話す間中、こちらをじっとみてそらさないその目。
熱心にききいる耳。
さらには向こうから聞いてくるほどの真摯な態度。

そう、思ってたのよ。

でもある日気づいたね。


「あれ?こいつなんか今
すげ楽しそうな顔してない?」


ヒトの悩みもグチもクルシミもすべて大好物
単に彼女の最高の酒のつまみだったわけですよ。
(いやノンアルコールだけど)
ね?わかったかい?みんな?


最近はおかあちゃんに対してはもうバレたと思ったのか
途中で


「ふんふんそれでそれで…うひゃひゃひゃひゃ

…あ、ごめんそれで…うひゃ
(遠慮ナッシン)


あ、最近気づいたことなんだけど

彼女、うひゃひゃ…て笑うとき
「うひゃひゃひゃ…バシバシ!」
脇腹バンバンたたくんだよね…。

まるで




「片腹痛いわ!」


て感じに。

もしくは




「笑止千万!」


て感じに…。
しかもですよ?
あらかた脇腹バシバシ叩いたあと
仕上げにそこをさするんだよ…

「ふーう笑った笑った」

片方の指で目尻ににじんだ涙をぬぐいながら(けして同情の涙ではない)
もう片方の手は叩いた脇腹をさすってるのさ…


…仕上げ磨き?


いるでしょう?
会社での飲み会、カラオケなどのときの合いの手で
両手をパンッパンッてたたいくとき毎回
スリスリスリスリってもみこむようにする
拍手の余韻、もしくはエコー
表現したような合いの手をうつ
いいかんじに出来上がってるおっさん



あんなかんじで。


すごいよね、拳王さまって。
まったくもって拳王さまって
おっさんエキス100%でできてると思うんだ。
(濃縮還元)


でもわりかしまじめには答えてみたようですが。参考になるのやら。
間に合わなかったひとごめんなさい。

では、ついでながら、夫婦ゲンカや
ダンナになにか意見されたりしたときの
拳王さまの場合の対処法。

おかあちゃんのハナシですが
最近もの忘れハゲしく、ガスの火の消し忘れ多く、
ヤカンのお湯、沸かすこと1時間半、なんてやってしまって
本人もヘコんでるところに主人が

「なにそれ!なにやってんだよ!大丈夫かよ?
おかしいんじゃないの!それ!」

ていわれたとき、
こっちに非はあるものの、なんだよそれって
そんな言い方ってないじゃないか
しかもしつこいじゃないのなんなのよこれ
どうにも納得いかないわってことがあって
思わず拳王さまにグチってみたところ。


「あー、ワタシもグラグラ沸かすね、フロ


スケールちがっっっっっ!!!(ヤカンVSフロ)


で、やっぱりそうしたうっかりを
旦那様に注意を受けることがあるそうです。
拳王さまはそんなときどうするのかな?



「はいはい」
(とりあえず「きいてますよ」返事)


「はいはい」
(とりあえず「わかりました」ナマ返事)


「はいはいあーわかったわかった」
(もうこの件は流してしまいたい返事)


(けれども向こうがおさまらない)







「っちゃい…」


(クワッ)

「ちっちゃいわ!」


「あーちっちゃいよ

ちっちゃい!

ちっちゃいよアンタ!

そんな細かいこと!


アンタ人間

ちっちゃい

ねえ!」



ご主人の小言が絶えない奥様もゼヒ!
レッツセイイン!


「アンタ人間ちっちゃいねえ!」



あ訂正です。
先週の記事(「おとうさんの一年戦争」)で
おかあちゃんの説明力が足りなくって

「スターウォーズ、はじめて上映されてからの
その約四半世紀(25年間)のあいだ、
一度も見る機会を持たなかった女、拳王様」

て表現?したかったんだけど
うまく伝わんなくて
「拳王様の人生が四半世紀=拳王様25歳」
てとらえてしまったひとがいて
ごめんなさいそれ、間違いなんです。

では訂正していただきましょう。

拳王さま、拳王さま、いまいくつ?




「25さいとひゃくすうかげつ」(てへ)


こっ殺される!!!!!

しかし窮鼠猫を噛むといいます!
反撃!?
しかし噛むよりも押していただきたいお年頃!