神の滴と悪魔の涎 | ヒトのにくばかりやくな

神の滴と悪魔の涎

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ですー。




昨日はお義母さんと、お義母さんの妹さんが家にやってきました。
なんでも「ボージョレーヌーボー」を買ったので
持って行くから一緒に飲もうとのことでした。

いや…いきなり…もってこられても


ウチには箱で買ったヤツがもうあるんですが。


「そんな急に!困るわ!お部屋が!」
と思うのは、奥さん、まーだまだお若いですな。

「なにぶん、急だったもので」

を言い訳に、ハナから片づけない。
片づけなくて済んでラッキーだわ、ぐらいのノリでなにもしない。
これがおかあちゃんです。掃除ニガテー。

さあ、いらっしゃいませお義母さま&オバさま!
そんなありのままかざらないまっさらな部屋とヨメ(ワタシ)をみて!



みてみて!




さあみて!




さあさあ!







あ、ごめんなさい!
お義母さま!ええとその



部屋のむこうのそっちにいるひとはみなくていいですから!


部屋のむこうのそっちのひと


「お・か・ま・い・な・く!」
(もぐもぐ)


いた!やっぱりいた!
酒のにおいのするところに例の奥さんあり!!!



あああの思い出がフラッシュバック!!
(あの思い出はコチラ「拳王奥様身内侵略編」
カクジツに、カクジツにあの奥様はおかあちゃんの身内を侵略しています!


とりあえず持ってきていただいたヌーボーを開け、味わいます。




昨年は、濃い、というわけではないけれど
やたらと味の強い、飲みやすいワインでしたが
今年のは若いうか酸味があるというか果実味があるかんじ…

と感想を述べ合っていたら



「いやアロマが」



奥さん!いやあ!奥さんがカタカナ使ってる!
(注:奥さんはカタカナがとても苦手です。)

しかもグラスを日にすかしてなにやら眺めていますよ!




「でこのアロマで」




「アロマなんですよおかあさん」



うわ!このヒト「アロマ」しかいわないし!
アロマが!アロマがどうしたんですか奥さん!


「そしてこのアロマと…この…アロ…ちがうちがう
アロ…アーアー

ああもうなんだっけ!
忘れたわ!もういい!
はい次!」




次ぎ?おかわり?
なんかアロマ以外のことも表現したかったらしいですが
どうしてもコトバが思い出せなかったようです。
おかあちゃんもそういうの知らないからわかんないや。

奥様いわく


「こう、グルグルってしたときに
グラスからたれる
ヨダレみたいなヤツ」



よだれみたいなやつ。


コレのこと?

そういわれちゃボジョレーさまもカタナシですよ。
ああ、ああ。
神の滴と悪魔の涎。

そのあともスパークしていく奥様、
あまりにも楽しい会だったためか手下も誘おう
電話をかけはじめました。
(注・忘れ去られがちですが、おかあちゃんの姑さんとその妹さんがいらっしゃいます)



「あ?○○?今ボジョレー解禁してんだけどこない?


…これない?…昼休み終わったばかり?


アンタね…

会社は毎日あるけど
解禁日は年に1回なのよ!?
今日だけなのよ!?」


しまいには
「来年には国民の休日になっちゃうのよ!?」

(誰が制定?)

いやけっこう彼女こういうこと平気でさらっといいますので危険。

たしかに解禁日は年1ですが、もしそっちに重きを置いたら
多分その会社における彼女の来年はないと思うんですが。



そんなこんなで解禁しまくりました。2本。
おかあちゃんは飲みながら仕事。
奥様が帰ってからも仕事。
夕方初めて仕事机で前後不覚に陥りつぷしてしてるところを
お義母さまにみられました…。

いや、酔ったんでなくてとにかく眠くて。
(最近1時過ぎまで仕事、朝6時から仕事。途中数回夜泣き体制なもんで)

で、なんでかしりませんが今日も宴があるようです。
だって奥さんが勝手に決めたんだもん。
まー会場と酒類とつまみは提供しますが
仕事させていただく所存でございます。
ヒトがいたほうがムスメもそっちに気をとられるので
作業しやすいですし。
えーと他にもこれるひとは現地集合ということで。


あー終わらない、年末進行です。
会う編集者さん、編集者さん
「なんか…ことし…年末進行はやくない?」
ていいます。ワタシもそう思います。はやすぎ。ムリ。


「え!今年流行る新型インフルエンザって
鳥インフルエンザが変異したやつなんでしょ!?」
てそういってきかない奥様にはどうやって説得したらいいんでしょう?
逃げて逃げて!押して逃げて!とっととっとトリフルがくる!



食料保管庫「こげめつき食堂」もよろしく
ここんところは
あっさりピリ辛鶏ねぎそば(酒のんだあとにサイコー)
と、
おいしいものたくさんのブログ、「とべないとりのおいしいblog」さんから贈っていただいた
「ブノワトン」のパンたち

です。すっごくおいしいようー。