平均台に立つ女。 | ヒトのにくばかりやくな

平均台に立つ女。

いまにしておもえば先日のうんどうかいの練習の一環だったのだが

ある日、夕方ムスメの園におむかえにゆくと
クラスのへやにて平均台にむかわんとするムスメはっけん。



おお、のぼるか、のぼるのか。



うまれたてのこうしのうごきで。



お、たつのか、たちあがるのか。




たちあがりました。




お、ふみだすか、ふみだしてゆくのか。




おそるおそる。




でますか、あしがでますか。



足があがりました。



すすみますか、すすみゆきますか。


すすみました




あっ。



ぐうらり


とどまりますか、ふみとどまりますか。



ぐっっ…


なおしましたか、もちなおしましたか。





ぐぐぐっっっ



だめですか、やはりだめですか。





と本人のチカラの入りようのわりににっちもさっちもいかなくなってるので



あれえ?とよくみたら




ふんでる!



前のあしが後ろのあし、ふんでるよ!






ふんでます。





自縛の子。




対処できない!3さいの頭脳ではこれはまったく対処できませんようです!

もだえてる!ひとり平均台上でもだえてます3さい!
すげえ、なんで?なんで?なんでえ?顔して
かわいそうなくらい必死に足あげようとしてますもちろん後ろのほう!

きづかない!足がうごかせないのは自分がふんでるからって気づかない!



だいぶしばらくもだえてました。







ひーこれだから幼児はたまらんね!



いやー育ててきてよかったよかった、いいもん、見られました。
いいね、育児、いいよ。


もえ、とかもだえ、ときくと毎回なぜか「サモエド」が浮かんでしまうのはなぜなんだろう
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サモエド、かわいいぜ。


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